岩崎政雄の横顔

 

岩崎政雄は縄文人。

埼玉県出身の岩崎政雄は京都で陶芸の修行を終えて住み家に選んだのは火の神 愛宕信仰 の残る、水の豊かな比良山系を背に、眼前にびわ湖が広がる旧志賀町でした。

そして購入したのは、築250年のヨシ葺き古民家です。現在は国の登録有形文化財に登録されています。

古民家とは昔ながらの木と土と石で出来ている住宅のことをいいます。夏はひんやりとしていますが、冬は寒いので薪ストーブで暖をとられています。

岩崎政雄の一年は、春は山菜採り、夏は釣り、秋は収穫、冬は薪集めと、おおよそ予定が決まっています。その忙しい合間を縫って、作陶に勤しむといってもよい生活をしています。

もちろん、自宅には電気も水道通っていますが、岩崎政雄自身は携帯電話すらもっていなく、どこか現代文明の利器に抗っているとしか思えず、そんな岩崎政雄のことを奥様は縄文人だといっています。

が、最近、その縄文人がiPadでTikTokにはまっているらしい。